管理者

齋藤 和俊

その人らしさのお手伝い

CHAPTER 01

その人らしさのお手伝い

 居宅介護というと資格も必要なこともあり、特別な技術が必要と思われがちですが、基本的には「一人ではできないことを一緒に行うこと」だと考えています。
 そして、それは「○○すべき」とか「~~した方がいい」と一般的な考えを押し付けるのではなく、ご利用者が望む生活のお手伝いだと考えています。
 もちろん、公的サービスですから決められた枠組みの中で対応していくしかないのですが、その中で”押し付け”ではなく、”ご利用者に寄り添ったサービス”を心掛けるということです。

CHAPTER 02

コミュニケーションを大切に

 基本的にはご利用者と一対一でのサービスになりますので、コミュニケーション能力が求められます。逆に言えば、ひたすら掃除や調理・掃除などの家事を行ったり、入浴や排泄などの介助を行えばよいと思っている方、黙々と作業を進めたい方には当事業所は向きません。相手の立場に立って考えること、相手を思いやることが重要になります。
 と言っても、ご利用者もヘルパーもお互い人間ですし、合う合わないということはあります。中には誰にでも合わせられる人もいるかもしれませんが、そこまで求めません。

CHAPTER 03

管理者はどんな人?

 今はもっぱらカラオケが趣味で、よく娘とカラオケに行っています。以前は写真に凝ったり、ゲームにはまっていた時もあります。ジョギングやウォーキングをたまにしたりもしますがインドア派です。
 娘はダウン症で知的障害があり、シングルファザーでもあるので娘の小学校入学時から居宅介護を利用していました。当時はサラリーマンだったのですが、利用者として介護業界に接するうちに思い立ち、自身で事業所を立ち上げました。
 娘との経験や保護者同士の情報交換などを通じて学び、それが高じて通信制の大学にも通い、公認心理師の資格も取得しました。もっとも心理学を学んだからといって人の心がわかるわけでもなく、モチベーションを上げたりといった感情コントロールがうまいというわけでもありません(笑)。
 そして”その人らしさ”を大切にしているのは、ご利用者に対してだけでなく、職員に対しても同様です。がっつり稼ぎたい人、ワークライフバランスを取りたい人など、それぞれとよく相談しながら業務を進めています。
 もちろん、自分自身に対してもそうですので、無理せずほどほどに頑張ってます。


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